大学を卒業して新卒で入社したのは国際物流業界。
大学でドイツ文学を専攻していたこともあり、
海外に興味があったので
何か海外とつながりがある仕事がしたいと思って
その業界を選びました。

ありがたいことに
同期も先輩にも上司にも恵まれ、
本当に環境がいい職場でした。

すっかり慣れた職場環境。
気心知れた同僚、先輩、後輩、上司。
自分でコントロールできるようになった業務。
(ルーティン化した作業も嫌いではないタイプ)
安定した収入と福利厚生。

一方で、

24時間365日物流が止まることはないし、
海外支社とのコミュニケーションも
時差があるからこちらが休みでも気になって
精神的にが休まらなかったり。

トラブルで遅れている貨物が発生すれば
休み返上でリカバリー対応。

そんな現実の狭間で過ごすうちに
ふと思ったんです。

満員電車に乗り込む朝の通勤。
多少の残業することはあたりまえな感覚になっていて
会社と自宅の往復を繰り返す毎日。

在宅勤務でも問題ない業務なのに、
なぜか出社を推奨する会社。

「この人みたいになりたい!」と
目標になるような人がいないのに
このままここでキャリアを積んでいって
いいのだろうか。

毎日頑張っているのはだれのため?
世間の目をきにしてるから?
みんなもこういう生活をしているからなんとなく?
仕方ない?

そこにあるのは全部「他人軸」。
「自分」がない。

考え始めてみたら急に気がついちゃったんですね。

そうしたらもう
モヤモヤが晴れるはずもなく

時間や場所を選ばない働き方がしたい。
自分を大切に、やりたいことをやりたい。
もっと自分らしく、やりがいをもって働きたい。
”私だから”できることで、誰かの役に立ちたい。

でも、どうしたらいいんだろう。

とにかくこのままじゃ嫌だ、
なんとかしたい。

そんな葛藤を繰り返しているうちに
Webデザイナーという仕事を知り、
その働き方に可能性を感じて
まったくの未経験から新しいスタートを切りました。

文系卒の私が、パソコンを使いこなすのは
難しいだろうと覚悟していたものの、
意外にも「楽しい。好きかも!」と
思えたことが嬉しかったし、

Webデザインの勉強を一緒に頑張る
新しい仲間に出会えたことで
今までにない刺激を受け、
日々新鮮な驚きばかりでした。

そんなこんなで安定志向だった私が
新しい挑戦をしたら世界が広がりました!

年齢だって関係ない。

勇気を出して一歩踏み出してみたら
仲間も増え、環境も変わり、
本当に未来は変わっていく
んだなと、
実感してます。